稚内牛乳の特徴と美味しさのヒミツ
稚内の牛乳の美味しさを知っていただきたくて
稚内はその広大な大地と冷涼な気候により牧草を育てるのに適しており、日本でも数少ない放牧型酪農適地であります。稚内牛乳もそのような放牧型酪農を営む牧場で生産された美味しい生乳をノンホモ低温殺菌の製法で美味しさを損なうことなくボトルに詰めた牛乳です。 今まで稚内の牛乳は消費地である都会から遠いという理由からその全てがバターや、脱脂粉乳などの加工用として使用されてきました。 そのため、今までは稚内に住んでいながら稚内の牧場で生産された美味しい牛乳を飲むことができませんでした。 牛乳の消費低迷が叫ばれている今、地元稚内の牛乳の美味しさを知ってもらいたく、「稚内牛乳」の製造販売をはじめることにしました。 生産者が稚内の気候風土を生かして手塩にかけて育てた牛から生産された牛乳をぜひご賞味ください。低温殺菌法で殺菌

低温殺菌法とは
稚内牛乳は、ノンホモ低温殺菌牛乳です。低温殺菌(LTLT)法とは、65度、30分保持殺菌法のことで、現在広く流通していて、皆さんが口にする機会の多い超高温殺菌牛乳とは殺菌方法が違います。超高温殺菌法では失われてしまう風味
超高温殺菌法(UHT)は130度2秒の短時間で殺菌できるうえ、殺菌精度も高い(ほぼ滅菌に近い)のですが、牛乳の風味は損なわれてしまいます。(特有の焦げ味がついてしまいます)地産地消・牛乳本来の味を大切に
稚内牛乳は低い温度で時間をかけて殺菌しているため、牛乳本来の風味を残したまま殺菌する事ができます。しかし、この方法だと一部の高温耐性菌を殺菌する事ができない為、消費期限は超高温殺菌牛乳に比べると短くなってしまいます。そのため、製造時間、消費期限の面から大量生産、大量消費に向かない牛乳となってしまいますが、生産地域でしか飲むことのできない、地域に根ざした牛乳です。ノンホモジナイズド牛乳

「ノンホモ」ってどういう意味?
ノンホモとは、ノンホモジナイズドの略で、牛乳に含まれている脂肪球をホモジナイズ(均質化)していない牛乳という意味です。クリーム分を取り除いてしまうと…
本来牛乳は静置しておくとクリーム分が分離して浮いてくるのですが、現在流通しているほとんどの牛乳は機械的に脂肪球を細分化してクリーム分が分離しないようにしています。しかし、これによって牛乳本来の風味を損なわれてしまいます。あえて脂肪球「そのまま」を味わって
稚内牛乳では、この工程をあえて行わないことで、消費者の皆様に牛乳の本来の姿を見て、そして味わっていただこうと思っています。また、ノンホモ牛乳は、脂肪球が大きいままのため、まれにおなかがゆるくなる時がありますが、これは製品が劣化しているためではありません。どうぞご了承ください。成分無調整牛乳

稚内牛乳は成分無調整牛乳です。
牛乳を生産してくれる乳牛は生き物ですから、工場で生産される製品のように常に一定の品質の牛乳を生産してくれるわけではありません。夏の放牧時は青々と水分たくさんの牧草を食べるので、牛乳もさっぱりとした飲み味、冬は水分の少ない干し草をたくさん食べるので、牛乳も濃厚な飲み味となります。 また夏は牧草の中の黄色色素であるカロチンが牛乳をわずかに黄色くし、冬の干し草はカロチンが失われているため、牛乳はより白くなります。 季節によって栄養成分の濃度も味も牛乳の色も変わってくる牛乳です。その変化もお楽しみいただけたら幸いです。商品情報
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